現代和装の履物事情
履物 |
目的 |
材質 |
草履の型 |
適用 |
草履 |
礼装用 |
布(おもに絹織物、帯地) 牛皮(エナメル加工) 組紐、ビーズ。 爬虫類、サメ、象など、牛皮のエナメル加工以外は使いません。 礼装には、一般的に草履バッグセットの揃いを使用します。 |
基本型 |
草履幅が上品な細型タイプで、おもに冠婚葬祭などのフォーマル系に多用されています。 |
舟型 |
かかとが高く、草履台の前後で傾斜があります。 |
小判型 |
振袖用に、ごくわずかありますが、留袖用では見かけません。 |
お洒落用 |
特に素材について制約があるわけでは有りません。 バッグは、袋物、きんちゃく、和装・洋装など自由。 |
基本型 |
色無地、小紋、紬など、趣味に合わせて自由に合わせます。
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舟型 |
かかとが高く、草履台の前後で傾斜があります。比較的年齢層の若い女性向き。 |
小判型 |
歩きやすく軽くて履き心地の良い本革・小判型・太い鼻緒に人気があります。 女物の畳表の草履は、小紋、紬、綿、麻など、カジュアルに履かれています。 |
下駄 |
普段履 |
桐 ねずこ 下駄は、草履よりも格下とされます。 |
右近 |
舟型、舟底とも言われている歯のない下駄。サンダル以上に活動的で、浴衣に限らず小紋や紬に合わせ気楽に履くことができます。 |
駒下駄 |
関西では真下駄とも呼ばれていますが、一般に二枚歯の付いた下駄。浴衣などを着たとき、歯の付いた下駄ではホテルの絨毯が傷つくという理由から敬遠されがちになりました。 |