生地と紐に拘った和晒の褌
日常的に和服で仕事をする私は、長い間、他社製品を利用してきましたが、その間、肌の弱い自分には生地の素材と紐の感触に違和感がありました。そこで、剣道の師範でもある警察官から手作り褌の作成方法を教わり、自社で製作することにしました。
単純なつくりの越中褌ですが、和晒ならではの肌触りの良い優しい感触。生地の大きさと紐の厚みが何より大切であることが良くわかりました。
40代までは褌に抵抗感がありましたが、お客様から勧められて試しましたが、トイレの簡便さ、和服との相性、下着としての心地良さに驚いたものです。特に「褌を締め直す」という言葉の意味、男ならではの爽快感はたまらないものです。