優れた吸汗作用と発汗作用
あしべ織り汗取り襦袢は、帯の下や脇の下など、普段 よく汗をかく部分に天然繊維の燈芯が縫い込んであります。燈芯は、畳の原料である藺草の芯から作られますが、ランプや行灯などの油を吸い込ませ、明かりを灯すための芯として使われています。つまり、藺草の燈芯が、それだけ住居の吸湿性や油などの吸液性に優れている証拠と言えるでしょう。燈芯に吸い取られた汗は、体温から気化熱を奪いながら蒸発しますが、この発汗作用が涼しさを感じさせる要因となっています。あしべ織り汗取り襦袢は歴史も古く吸汗性に優れた傑作で、特に専門家の間では汗ばむ時期には欠かせない肌着として知られています。今では、夏涼しく冬温かく、補正を兼ねた肌襦袢ということで一年を通して着られています。
Dタイプ(脇用汗取り付):価格を値下げして御奉仕しています。