特撰(とくせん)(あつら)振袖(ふりそで)

  •  振袖(ふりそで)のお見立(みた)
    • 成人の日を祝う振袖は、今ではレンタルが主流になりましたが、それでも自前の「お(あつら)振袖(ふりそで)」には、根強い人気があります。大人(おとな)になったことを(いわ)う一生に一度の記念すべき特別な日だから「自分の好きな色柄(いろがら)の振袖を着たら良い」という考え方もあるでしょう。その一方で「日本の美しい伝統文化を継承(けいしょう)し、当家(とうけ)令嬢(れいじょう)として多くの人々から祝福(しゅくふく)され、末永(すえなが)優遇(ゆうぐう)して()しい」という思いもあります。右の振袖は、送っていただいた本人のスナップ写真を元に、時間をかけて厳選(げんせん)し、「お見立(みた)て」した傑作(けっさく)です。ご希望の方は、お近くの認定教室、または、本校までご用命ください(2024/1/6)。
  •  振袖(ふりそで)魅力(みりょく)
    • 振袖きものの中で最も豪華(ごうか)な振袖は、成人を迎えた美しい女性にふさわしい代表的なきもののひとつです。青春の絶頂期(ぜっちょうき)にこのように可憐(かれん)で華やかな晴れ着があること自体、日本文化の伝統的な素晴らしさを感じます。成人式、結婚式、結納、お茶会、卒業式、謝恩会、初出勤、パ-ティ-などで、主役を演じることができるのも振袖ならではの魅力です。また、振袖は着る本人はもちろんのこと、母親や父親、祖父母や親族、知人友人に至るまで、愛情や喜びを共感できる祝福のシンボルと言えるでしょう。創業92年・染めの専門店「染匠(そめしょう)」は、流行のない伝統的で本格的な振袖を厳選(げんせん)し、孫子()の代まで着られるような着物を提供しています。(振袖「舞待夢」制作1977年)
  •  お(あつら)振袖(ふりそで)とは?
    • 振袖(あつら)振袖(ふりそで)とは、お買い上げいただくお客様専用の振袖です。その日(かぎ)りの()(もの)の振袖ではありませんので、当たり前ですが所有権(しょゆうけん)はお客様にあります。振袖は、満12歳で行われる十三参(じゅうさんまい)り(男子15歳の元服(げんぷく)にあたる女子成人のお祝い)を過ぎた女性の()()です。晴れ着とは、普段着(ふだんぎ)作業着(さぎょうぎ)ではない「よそ()き」とか「外出着(がいしゅつぎ)」という程度の意味ですから、その気になれば、特別な儀式(ぎしき)でなくても、着ることができます。たとえば、お食事、コンサート、ディナーショー、パーティー、コンベンション、イベント、観劇、映画、美術館、展覧会、旅行、デートなどなど、多くの機会(きかい)があります。また、伝統的な儀式においては、未婚女性の第一(だいいち)礼装(れいそう)の位置づけですから、結婚式、成人式、卒業式、謝恩会、その他の式典など、通過儀礼(つうかぎれい)で着られています。
    • (あつら)振袖(ふりそで)で結婚式に参加されますと、式場は豪華(ごうか)優雅(ゆうが)雰囲気(ふんいき)になり、主催者(しゅさいしゃ)だけではなく多くの参加者からも歓迎(かんげい)されます。振袖を着ている本人への高い評価はもちろんですが、親戚(しんせき)関係や交友(こうゆう)関係を通じて間接的に新婦へも好印象を与えることになるでしょう。特に今は海外でも、日本アニメの効果もあって、振袖を着る日本女性は注目(ちゅうもく)(まと)となり絶賛(ぜっさん)されています。
  •  振袖の選び方
    1. 振袖「色」から選ぶ。
      きもの選びの基本は「(うつ)り」です。お顔や体型に似合(にあ)う「(いろ)」は、(この)み、(がら)、コーディネートに優先(ゆうせん)して選びます。
    2. お客様本位の接客
      ①普段からきものを着ている、②きものに精通(せいつう)した、③経験豊富な専門家の「お見立(みた)て」やアドバイスが欠かせません。きものが好きで活躍中の着付け講師なら販売ノルマもなく、お客様本位(ほんい)接客(せっきゃく)が可能です。
    3. 日本の伝統的な美意識
      振袖に限らず「きもの」は、世代(せだい)()えて着られます。自分一代(いちだい)だけの着物としてではなく、孫子(まごこ)の代まで着られるような日本の伝統的な美しさが感じられる色柄(いろがら)がお(すす)めです。
    4. 身近なサポート
      昔は、多くの家庭で母親が着物を着せてくれていましたが、今では、そういうわけにもいきません。身近(みぢか)なところに着付け教室の先生などがいる環境(かんきょう)安心(あんしん)です。染匠では、お近くの認定教室に、着付け、採寸(さいすん)仕立(したて)(なお)し、(あら)()り、しみ()き、お手入(てい)れなど、お気軽にご相談・ご依頼(いらい)いただけます。
  •  レンタル振袖とお(あつら)振袖(ふりそで)との違い
    • 振袖レンタル振袖は、成人式や卒業式(謝恩会(しゃおんかい))に着ることが主目的(しゅもくてき)となります。契約(けいやく)プランにもよりますが、成人式だけの1回に限定(げんてい)したものから、成人式前の撮影(さつえい)前撮(まえど)り」、成人式、大学や短大の卒業式までの数年間に使用回数を2~3回程度に設定している場合もあるようです。いずれにしても、二十歳後の数年間を考えたシチュエーション「()れの舞台(ぶたい)」が前提(ぜんてい)になります。従って、姉妹で着たり、お茶やお華などの稽古事(けいこごと)に着たり、結婚式に振袖で出席したり、将来的に自分の娘や孫のことまでを考慮(こうりょ)することはありません。そのような観点(かんてん)から、レンタル振袖は、自分好みの個性的な色柄(いろがら)が好まれる傾向(けいこう)があるように思われます。
    • (あつら)振袖(ふりそで)の場合は、自分の物ですから着る機会(きかい)に制限はありません。チャンスさえあれば、いつでも着られます。成人式や卒業式に着ることはもちろんですが、式典、イベント、観劇、初出、お稽古事(けいこごと)挨拶(あいさつ)(まわ)りなど、その気になれば、いくらでも機会はあります。近年では、プレゼンテーション用の勝負服(しょうぶふく)として着たり、留学先や外国でのセレモニーなどで着て大きな反響(はんきょう)を得ているようです。しかし、振袖が最も効果的(こうかてき)威力(いりょく)発揮(はっき)するのは、親戚(しんせき)や友人・知人の結婚式に(まね)かれたときでしょう。主催者(しゅさいしゃ)である花婿花嫁を越えることはできませんが、その儀式(ぎしき)品格(ひんかく)高く、豪華(ごうか)()()げてくれるのは、自前(じまえ)の振袖で参加した招待客(しょうたいきゃく)にあると言っても過言(かごん)ではありません。その振袖姿が、次なる花嫁(Next Princess)を暗示(あんじ)しているからこそ(はな)やかで美しいのです。このような考え方から選ばれる振袖は、より長期的な視点(してん)に立ち、品位(ひんい)豪華(ごうか)さ、伝統美(でんとうび)に重点がおかれる特徴(とくちょう)が見られます。
  •  レンタル振袖は本当に安くて経済的か?
    • 振袖ひと(くち)にレンタル振袖と言っても、その種類はさまざまです。確かに5年物や10年物の振袖なら数万円で借りることもできるでしょう。でも、新柄(しんがら)や自分の体形に合わせて my size で仕立てるオーダーレンタルでは、安くても30万円程度、高いものなら50万円以上はします。予算を20万円程度と思って受注会(じゅちゅうかい)展示会(てんじかい)に行かれても、商品を(くら)べたり、他の人が選んでいるのを見たり、あるいは、着装(ちゃくそう)して見比べたりしてますと、30~40万円というのが相場(そうば)のようです。成人式は、一生に一度の晴れの舞台です。また、記念写真として、いつまでも残りますので、ついつい予算オーバーになるのも(うなず)けます。
    • では、レンタルではない買い取りの振袖「お(あつら)振袖(ふりそで)」は、高価な贅沢品(ぜいたくひん)なのでしょうか。その指摘(してき)間違(まちが)いとまでは言えませんが、金額だけをとっても正しいとは限りません。まして、高級ブランド品に人気があるように全く意味のない無用(むよう)長物(ちょうぶつ)なら売れるはずもありません。実際のところ日本人の多くは心の底で、ブランド品より着物の方がはるかに値打ちがあると思っているのではないでしょうか。是非(ぜひ)、そうあって欲しいものです。
    • ただし、ファッションは価値やセンスだけで着るものではありません。また、合理性(ごうりせい)利便性(りべんせい)だけで解決する問題でもありません。たとえば、昔から振袖を自分で着たり、母親が着せてくれるようなことは、あまり例がありません。また、お手入れや保管の(わずら)わしさもあります。でも、良くも悪くも、それが着物なのです。世界で最も美しい民族衣装である理由は、ここにあると言えるでしょう。美しさを手に入れるのは、そう簡単なことではありません。
  •  その違いは、見ればわかる?
    • 振袖レンタル振袖、お(あつら)振袖(ふりそで)、ママ(ふり)(母親の振袖)の違いは、絶対とは言い切れませんが、プロの呉服屋(ごふくや)さんなら見れば分かります。また、そうでないとプロとは言えません。では、なぜ分かるのか。その答えは、数行で説明できるほど簡単ではありませんが、振袖、袋帯(ふくろおび)長襦袢(ながじゅばん)帯〆(おびしめ)帯上(おびあげ)伊達衿(だてえり)刺繍衿(ししゅうえり)草履(ぞうり)バッグ、ショールなど、その素材(そざい)染織(せんしょく)方法、文様(もんよう)、色、コーディネート、仕立(した)寸法(すんぽう)などから判断します。つまり、着物や帯を見れば、どこの産地のどの染元(そめもと)織元(おりもと)かが把握(はあく)できるということです。そうなれば、あらかた値段もわかります。そして、決定的な違いは、ベトナムなどで行われている海外縫製(ほうせい)による仕立てにあります。日本国内で実施(じっし)されているような和裁士の国家資格はありません。従って、その精度(せいど)には大きな差があります。また、「レンタル」から「買い取り」へと契約プランが変更できるお店もあるようですが、ミシン縫製(ほうせい)された着物は、仕立て()えが想定(そうてい)されていませんので特に注意が必要です。
  •  なぜ、染匠はレンタル振袖を(あつか)わないのか?
    • 振袖レンタル振袖は、一般的に価格を低く(おさ)えるために量産(りょうさん)されます。スクリーン捺染(なっせん)やインクジェットプリンターなど、量産可能な染色(せんしょく)技法(ぎほう)を用い、少ない物でも50枚、多いものなら100枚程度は染め上げます。ですから、成人式に行ったら「同じ振袖に出会ってガッカリした」という話も時々聞きます。また、レンタル振袖には、製造側の流行に対する強い意識(作為(さくい))が見られます。時代を先駆(さきが)けるセンセーショナルな色やデザインは、新鮮(しんせん)近未来感(きんみらいかん)を与えるものもあれば、ぎょっとするようなものまであります。でも、これらは決して悪いことでも、つまらないことでも有りません。むしろ、成人式を(むか)える、その節目(ふしめ)の日に最も自分らしい、自分の好きな振袖を着られることは、日本女性として(うれ)しく(ほこ)りに思えることでもあります。
    • しかし、一方では、ひとつひとつ手染(てぞ)めや手織(てお)りにこだわった伝統的で保守(ほしゅ)的な振袖があるのも事実です。成人式や卒業式だけではなく、未婚の間――現代なら18歳~40歳くらい――少し長いスパンで考え、自分の価値観だけではなく、両親や祖父母など、周囲の価値観にも沿()って作る人もあります。もちろん、どちらが正しく良いというわけでもなく、優劣(ゆうれつ)はつけられませんが、(よう)は着る人と売り手の趣向(しゅこう)やセンスによって決まります。
    • 着物は、平安時代から現代へと千年の時を越えて続く、日本の美しい伝統文化です。染匠(そめしょう)は、親から子へ、そして子から(まご)へ、()()ぐことのできる価値ある着物、伝統的な美意識(びいしき)継承(けいしょう)していく観点から、たとえ少数派であっても、お誂え振袖(お買い上げ振袖)を愚直(ぐちょく)に守り続けています。
  •  お仕立てについて
    • 和裁きもの姿が美しいかどうか、それは「あなたの体型にあったサイズ」であるかどうかで決まります。きものの仕立は、本来、フルオーダーが基本です。綺麗(きれい)に着て(あこが)れの対象となっている「おとなの着物」は、各自の体型に合わせた「最適(さいてき)寸法(すんぽう)」で仕立てられています。もちろん、S/M/Lで仕立てた着物でも標準的な体型なら着ることはできます。でも、それは、着ることはできても、綺麗で快適(かいてき)に着ることはできません。洋服なら1分~2分(4~8mm)の違いを無視できても、「きもの通」ならその違いが気になるのが着物です。また、そうだからこそ、世界一美しいファッションと言えるでしょう。
    • 確かに一級和裁士が仕立てる着物の仕立代は安くはありません。でも、振袖一枚を仕立てる平均日数は5日~8日です。しかも、2級和裁士になるまでの期間は早くて3年。一級和裁士では5~6年はかかります。大島紬(おおしまつむぎ)結城紬(ゆうきつむぎ)のような高級品となると、裁断(さいだん)する前に生地の地直(じなお)しや柄合(がらあわ)わせに1~2日が必要です。着物を着たこともない外国人には極めて困難な仕事になります。結局、日常的に着物を着ている着付講師などは、海外縫製では満足できない、というのが本音です。
    • 日本国内で行われている一級和裁士や二級和裁士による着物は、子供の成長に合わせたり、親から子へ譲るとき、仕立て()えをすることが前提に縫われています。たとえば、身長の変化に対応するため着物の前後には()()み(()げ)が()ってあります。また、裁断前には(こて)を使って生地に(しるし)をつけますが、決してチャコ(tailor's chalk)などは使いません。つまり、縫い直して再利用できることが絶対条件になっています。最終的には、高価な着物を大切にし、長持ちさせることで経済的にも環境にも優しい技術ということになります。
    • 海外縫製(ほうせい)以外にも、より安価なミシン縫製(ほうせい)があります。ミシン縫製(ほうせい)された着物は、縫い目が残り仕立て()え(縫いかえ)するのが非常に難しいのです。そのような観点(かんてん)から海外縫製やミシン縫製の着物は、親から子へ仕立て替えをされるようなご依頼でも、弊社ではお受けすることができない場合があります。
  •  振袖の歴史
    • 振袖振袖の由来(ゆらい)は、お(そで)()りが前後に()れ動くところから来ています。江戸時代初期の小袖(こそで)は、袖丈(そでたけ)が短いために()りは作らず、袖丈(そでたけ)すべてが身頃(みごろ)()()けてあり、これを付詰袖(つきづめそで)と言いました。のちに袖丈(そでたけ)は長く、袖付(そでつけ)を少なくして(わき)をあけ、振りが作られます。当時は元服(げんぷく)前、または、未婚の男女が着ていました。
    • 振袖の袖丈(そでたけ)は、時代によって変化しましたが、江戸時代を通して長くなる傾向がありました。たとえば万治(まんぢ)から寛文(かんぶん)年間(1661~1673)頃は1(しゃく)5(すん)で、大振袖(おおふりそで)と呼んでいました。それが貞享(じょうきょう)年間(1684~1688)頃には2(しゃく)享保(きょうほ)年間(1716~1735)頃には2尺4~5寸と次第(しだい)に長めになり、宝暦(ほうれき)年間(1751~1764)以後には2(しゃく)8~9(すん)と言うものまで現れました。現在の袖丈(そでたけ)は、標準身長が大きくなるに従って長めになりましたが、袖底(そでそこ)が地面につかない程度の3(しゃく)前後が一般的になっています。
  •  振袖はミスの第一礼装
    • 卒業式に振袖を着ました。現在の振袖は、その多くが本振袖(ほんぶりそで)袖丈(そでたけ)も3(しゃく)前後が一般的です。きものの中で最も豪華(ごうか)な振袖は、適齢期(てきれいき)(むか)えた美しい女性にふさわしい代表的なきもののひとつです。青春の絶頂期(ぜっちょうき)にこのように可憐(かれん)な晴れ着があること自体、伝統的な日本文化の素晴らしさを感じます。成人式、結婚式、結納、お茶会、卒業式、謝恩会、初出勤、パ-ティ-などで、主役を演じることができるのも、振袖ならではの魅力(みりょく)です。また、振袖は着る本人はもちろんのこと、母親や父親、祖父母や親族、知人友人に至るまで、愛情や喜びを共感できる祝福のシンボルと言えるでしょう。
No.1
京友禅振袖
振袖(京友禅:赤茶:百合、朝顔、紫陽花、菊)
振袖(京友禅:赤茶:百合、朝顔、紫陽花、菊)
振袖(京友禅:赤茶:百合、朝顔、紫陽花、菊)

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品番 : 88203078
品名 : 振袖
技法 : 京友禅
色彩 : 赤茶
文様 : 百合、朝顔、紫陽花、菊
生地 : 一越縮緬(正絹100%)
価格 : 188,000円
在庫 : 1
参照 : 美しさの秘密
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 188,000円
仕立
合計 188,000円
 
 

濃い赤茶の地色に、百合、朝顔、紫陽花、菊など、四季の花が個性的に描かれています。無地感覚の帯に、帯〆一本でアクセントを付ければ、メルヘンチックで個性的な装いになるでしょう。

No.2
京友禅刺繍振袖
振袖(京友禅刺繍:藍玉子(青味の黄色):手鞠)
振袖(京友禅刺繍:藍玉子(青味の黄色):手鞠)
振袖(京友禅刺繍:藍玉子(青味の黄色):手鞠)

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品番 : 93885561
品名 : 振袖
技法 : 京友禅刺繍
色彩 : 藍玉子(青味の黄色)
文様 : 手鞠
生地 : 変わり無地縮緬
価格 : 198,000円
在庫 : 1
参照 : 美しさの秘密
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 198,000円
仕立
合計 198,000円
 
 

高級な()わり無地縮緬(むじちりめん)花丸文様(はなまるもんよう)可愛(かわい)らしく散りばめました。優雅(ゆうが)繊細(せんさい)な日本刺繍(ししゅう)は、おとなしい色目(いろめ)にもかかわらず力強い光を放ちます。実はそこが刺繍(ししゅう)魅力(みりょく)です。上品(じょうひん)さを(たも)ちながらも豪華(ごうか)さを引き出してくれます。無地場(むじば)の多いすっきりした振袖ですので、帯は、金銀の袋帯、佐賀錦(さがにしき)唐織(からおり)など、お気の向くままに合わせることができます。

No.3
辻ヶ花染め振袖
振袖(辻ヶ花染め:苺色(いちごいろ:赤味の赤紫色):辻が花文様)
振袖(辻ヶ花染め:苺色(いちごいろ:赤味の赤紫色):辻が花文様)
振袖(辻ヶ花染め:苺色(いちごいろ:赤味の赤紫色):辻が花文様)

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品番 : 75584022
品名 : 振袖
技法 : 辻ヶ花染め
色彩 : 苺色(いちごいろ:赤味の赤紫色)
文様 : 辻が花文様
生地 : 変わり無地縮緬
価格 : 248,000円
在庫 : 1
参照 : 美意識が現れる
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 248,000円
仕立
合計 248,000円
 
 
辻ヶ花(つじがはな)は、室町時代から桃山時代にかけて現れた(しぼ)り染めの一種です。辻ヶ花の由来には定説がなく「つつじが花」の略という説、また、たすきがたの斜格子(ななめごうし)に花を配した模様が「町の辻」に似ているからという説などがあります。その染色技法は突然現れ、不意に姿を消したことから「幻の染」とも呼ばれ、ことさら神秘的な美しさを増幅しています。多くの絞り染は、濃い地色と白く染残されたコントラストによって美しさを表現します。辻ヶ花は、その白く染め残された部分にも手描きで彩色してあります。絞り染の強烈な色彩と手描きの柔らかい色合いの調和は、華やかと言うよりひかえめな美しさであり、渋さや格調さえ感じさせます。柄のあちこちに意味深に描かれた三つ星マーク、そして()れた花びら。何を訴えようとしているのか、まるで禅問答(ぜんもんどう)で出題される公案(こうあん)(課題)のようにも思われます。 (資料:きものカルチャー研究所初等科テキスト)
No.4
京友禅振袖
振袖(京友禅:白鼠:有職七宝唐花四君子文)
振袖(京友禅:白鼠:有職七宝唐花四君子文)
振袖(京友禅:白鼠:有職七宝唐花四君子文)

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品番 : 8703202105
品名 : 振袖
技法 : 京友禅
色彩 : 白鼠
文様 : 有職七宝唐花四君子文
生地 : 緞子縮緬(絹100%)
価格 : 275,000円
在庫 : 1
参照 : 美しさの秘密Ⅰ
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 275,000円
仕立
合計 275,000円
 
 

有職(ゆうそく)文様(もんよう)七宝(しっぽう)花菱(はなびし)流水(りゅうすい)に伝統的な牡丹(ぼたん)、菊、ダリヤ(天竺(てんじく)牡丹)が大胆(だいたん)かつ、しっくり落ち着いたモノトーンで描かれています。可愛(かわい)らしいというよりは、渋さの中にも(りん)とした緊張感(きんちょうかん)(ただよ)います。帯は、派手(はで)さを(おさ)えながらも豪華(ごうか)ですっきりとした(いぶし)(ぎん)(ふく)()りを合わせてみました。

この振袖は、東洋の神秘ともいわれる水墨画(すいぼくが)をモチーフに染められています。中国の(とう)の時代に始まった水墨画は、鎌倉時代には日本にも伝わり、雪舟(せっしゅう)狩野(かのう)探幽(たんゆう)、伊藤若冲(じゃくちゅう)など、多くの傑作(けっさく)が現在に残されています。墨絵(すみえ)は、万物を主観的な知覚で(とら)え、その本質を洞察(どうさつ)し、墨の濃淡(のうたん)だけで絵図に再現したものです。多色を捨て、単色の黒白だけで究極(きゅうきょく)の世界を表現します。すなわち、森羅(しんら)万象(ばんしょう)に見られる真相(しんそう)美意識(びいしき)把握(はあく)し、会得(えとく)してこそ絵画に再現できるというわけです。また、水墨画に限らず、枯山水(かれさんすい)などの日本庭園、生け花の華道、京料理などにも、同じ手法を見ることができます。そして、きものの世界においては、お客様のきものや帯をコーディネートさせていただくセンスと技量が「お見立(みた)て」だと考えています。(見立て:続・着こなし講座)

No.5
京友禅振袖
振袖(京友禅:生成り:四君子吉祥色紙文)
振袖(京友禅:生成り:四君子吉祥色紙文)
振袖(京友禅:生成り:四君子吉祥色紙文)

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品番 : 8703202104
品名 : 振袖
技法 : 京友禅
色彩 : 生成り
文様 : 四君子吉祥色紙文
生地 : 緞子縮緬(絹100%)
価格 : 348,000円
在庫 : 売約済み
参照 : 美しさの秘密Ⅱ
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 348,000円
仕立
合計 348,000円
 
 

白地に四季折々(おりおり)を代表する花「四君子(しくんし)」文様と色紙(しきし)文様が濃く深い色で描かれ、その背景には古典(こてん)的な有職(ゆうそく)文様が配置されています。清純な地色と渋くもシックで重厚(じゅうこう)な文様が落ち着きとおとなびた印象を与えてくれます。有職(ゆうそく)文様(もんよう)有職(ゆうそく)とは有識(ゆうしき)の意味で朝廷(ちょうてい)や武家の故実(こじつ)礼式(れいしき)(くわ)しい人のこと。平安時代から朝廷や武家の装飾品に使われていた文様で代表的な文様として小葵(こあおい)(ひし)唐草(からくさ)立涌(たてわく)亀甲(きっこう)七宝(しっぽう)雲鶴(うんかく)などがあります。

このきものは、(きょう)友禅(ゆうぜん)という染色技法で染められていますが、染色後、さらに金彩(きんさい)(ほどこ)し、(きょう)刺繍(ししゅう)がなされています。それが、(すそ)(まわ)しの深い藍紺(あいこん)の地色の(ぼか)しと(あい)まって(やさ)しさと豪華(ごうか)さを(かも)し出しています。帯は、きもののトーンに合わせ、金台(きんだい)唐織(からおり)(にしき)をコーディネートしました。

No.6
京友禅振袖
振袖(京友禅:生成り:四君子熨斗文)
振袖(京友禅:生成り:四君子熨斗文)
振袖(京友禅:生成り:四君子熨斗文)

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品番 : 8703202103
品名 : 振袖
技法 : 京友禅
色彩 : 生成り
文様 : 四君子熨斗文
生地 : 緞子縮緬(絹100%)
価格 : 358,000円
在庫 : 1
参照 : 理論を実践する感性工学
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 358,000円
仕立
合計 358,000円
 
 

古典的(こてんてき)琳派(りんぱ)文様(もんよう)京友禅(きょうゆうぜん)ですが、(すそ)深紅(しんく)()い紫の(かすみ)翡翠(ひすい)色の光琳(こうりん)(まつ)など、白の地色とのコンビネーションから新しい時代の幕開けとなった桃山文化のような(さわ)やかな新風を感じます。この振袖は、可愛(かわい)らしい、(あで)やか、品格(ひんかく)、モダン、豪華(ごうか)といった言葉で表現できるでしょう。帯は、この感性(かんせい)領域(りょういき)干渉(かんしょう)しないようきものに()()むような色彩で銀台(ぎんだい)袋帯(ふくろおび)を合わせてみました。(かざ)(ひも)は、きものの()し色に合わせて選ぶと良いでしょう。

琳派(りんぱ)とは、俵屋(たわらや)宗達(そうたつ)に始まり尾形(おがた)光琳(こうりん)大成(たいせい)した流派(りゅうは)ですが、その特色は(きら)びやかで斬新(ざんしん)作風(さくふう)と言われています。このように、きものの文様や図案は、今から1200~400年前に創作されたものが数多くあります。でも、少しも時代遅れの感はありません。そればかりか文字や楽器のように美観や印象を(つた)えるツールとして現代に使われ続けています。日本特有の(すぐ)れた文様を大切に継承して行きたいものです。

No.7
絞り振袖
振袖(絞り:白地:道長取りに鹿の子絞り四君子文)
振袖(絞り:白地:道長取りに鹿の子絞り四君子文)
振袖(絞り:白地:道長取りに鹿の子絞り四君子文)

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品番 : 8703202202
品名 : 振袖
技法 : 絞り
色彩 : 白地
文様 : 道長取りに鹿の子絞り四君子文
生地 : 緞子縮緬(絹100%)
価格 : 388,000円
在庫 : 売約済み
参照 : 美意識が現れる
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 388,000円
仕立
合計 388,000円
 
 

道長取(みちながど)りは、平安時代、(くらい)の高いお役人(やくにん)牛車(ぎっしゃ)宮廷(きゅうてい)()()する際、その(みち)すがら四季(しき)折々(おりおり)に変わる風景(ふうけい)文様化(もんようか)したものですが、特に藤原(ふじわらの)道長(みちなが)が、この文様を好んで手紙の下絵に愛用したことから「道長取(みちながど)り」と呼ばれるようになりました。何とも優雅(ゆうが)情緒(じょうちょ)(ゆた)かな貴族(きぞく)世界観(せかいかん)です。また、鹿()()(しぼ)りとは、濃紺や薄い青緑の地染(じぞ)めに白く碁盤(ごばん)の目のように()()かれたところですが、この文様が小鹿(こじか)の背の(まだら)模様に()ていることからこの名があります。白の斑点(はんてん)は、ひとつひとつ手で(くく)って染料が()()まないように――防染――してから染め(おけ)()()みますので、完成するまでには気の遠くなるような作業が続きます。これが伝統的な纐纈(こうけつ)と言う染色技法です。

この振袖は、高度な伝統技術を用いた複雑なデザインですが、基調(きちょう)(しょく)の白地と藍紺(あいこん)の絞りが(おだ)やかですっきりした印象を与えています。帯は、優美(ゆうび)(はな)やかな糸錦(いとにしき)を合わせてみました。

No.8
無線友禅振袖
振袖(無線友禅:ビロード(暗い青味の緑色):流水)
振袖(無線友禅:ビロード(暗い青味の緑色):流水)
振袖(無線友禅:ビロード(暗い青味の緑色):流水)

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品番 : 92205051
品名 : 振袖
技法 : 無線友禅
色彩 : ビロード(暗い青味の緑色)
文様 : 流水
生地 : 銀無地
価格 : 398,000円
在庫 : 1
参照 : 
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 398,000円
仕立
合計 398,000円
 
 
大胆な流線は、古典的な流水をモチーフにしたもの。深い青緑色と白と金のコントラストが躍動感とモダンさを印象付けます。染色技法は、下絵のない無線友禅と呼ばれる濡れ描きで、いきなり白生地に向かって描く技法は、失敗を許されないので名人芸と言われています。抽象的で斬新なデザインが人目を引くでしょう。

帯には、バラの花を金箔で織った無地感覚の袋帯を合わして見ました。個性的な装いをお楽しみいただければと思います。

No.9
加賀調京友禅振袖
振袖(加賀調京友禅:銀鼠:光琳牡丹)
振袖(加賀調京友禅:銀鼠:光琳牡丹)
振袖(加賀調京友禅:銀鼠:光琳牡丹)

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品番 : 92205052
品名 : 振袖
技法 : 加賀調京友禅
色彩 : 銀鼠
文様 : 光琳牡丹
生地 : 三越縮緬
価格 : 398,000円
在庫 : 1
参照 : 美意識が現れる
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 398,000円
仕立
合計 398,000円
 
 
この振袖は、伝統的な手描き京友禅です。尾形光琳に代表される本格的な琳派の構図が、豪華で優美な雰囲気を漂わせます。四季折々を代表する花、四君子を大胆に、そして加賀友禅のようなおとなしい色調で染め上げれた逸品です。

本格的な手挿し友禅には流行がなく、いつの時代でも高級品として着られます。成人式をはじめ、茶会、結婚式などでは、品位のある高級本振袖として注目を集めることでしょう。

袋帯は、皇室の花「お印」を合わせてみました。もちろん煌びやかな錦帯なども良く合うでしょう。この振袖は、孫子の代まで家宝としてお召しいただけます。
No.10
加賀調京友禅振袖
振袖(加賀調京友禅:淡い鶯色:四君子文様)
振袖(加賀調京友禅:淡い鶯色:四君子文様)
振袖(加賀調京友禅:淡い鶯色:四君子文様)

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品番 : 10205002
品名 : 振袖
技法 : 加賀調京友禅
色彩 : 淡い鶯色
文様 : 四君子文様
生地 : 三越縮緬
価格 : 498,000円
在庫 : 1
参照 : 
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 498,000円
仕立
合計 498,000円
 
 
この振袖は、伝統的な手描き京友禅です。尾形光琳に代表される本格的な琳派の構図が、豪華で優美な雰囲気を漂わせます。四季折々を代表する花、四君子を大胆に、そして加賀友禅のようなおとなしい色調で染め上げれた逸品です。

本格的な手挿し友禅には流行がなく、いつの時代でも高級品として着られます。成人式をはじめ、茶会、結婚式などでは、品位のある高級本振袖として注目を集めることでしょう。

袋帯は、渋めの泥金箔を合わせてみました。もちろん煌びやかな佐賀錦なども良く合うでしょう。この振袖は、孫子の代まで家宝としてお召しいただけます。
No.11
総絞り振袖
振袖(総絞り:白地:辻ヶ花文様)
振袖(総絞り:白地:辻ヶ花文様)
振袖(総絞り:白地:辻ヶ花文様)

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品番 : 8703200301
品名 : 振袖
技法 : 総絞り
色彩 : 白地
文様 : 辻ヶ花文様
生地 : 緞子縮緬(絹100%)
価格 : 498,000円
在庫 : 1
参照 : 美学への誘いⅠ
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 498,000円
仕立
合計 498,000円
 
 

辻ヶ花(つじがはな)は、室町時代から桃山時代にかけて現れた(しぼ)り染めの一種です。辻ヶ花の由来には定説がなく「つつじが花」の略という説、また、たすきがたの斜格子(ななめごうし)に花を配した模様が「町の辻」に似ているからという説などがあります。その染色技法は突然現れ、不意に姿を消したことから「幻の染」とも呼ばれ、ことさら神秘的な美しさを増幅しています。多くの絞り染は、濃い地色と白く染残されたコントラストによって美しさを表現します。辻ヶ花は、その白く染め残された部分にも手描きで彩色してあります。絞り染の強烈な色彩と手描きの柔らかい色合いの調和は、華やかと言うよりひかえめな美しさであり、渋さや格調さえ感じさせます。柄のあちこちに意味深に描かれた三つ星マーク、そして()れた花びら。何を訴えようとしているのか、まるで禅問答(ぜんもんどう)で出題される公案(こうあん)(課題)のようにも思われます。(資料:きものカルチャー研究所初等科テキスト)

帯は、白か黒、または、()し色の淡い青紫、薄い青緑がお勧めです。ここでは、豪華で清純なプラチナホワイトを合わせていますが、アクセントに同配色の(かざ)(ひも)でまとめると良いでしょう。

No.12
辻ヶ花染め振袖
振袖(辻ヶ花染め:深紅:辻が花文様)
振袖(辻ヶ花染め:深紅:辻が花文様)
振袖(辻ヶ花染め:深紅:辻が花文様)

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品番 : 69582010
品名 : 振袖
技法 : 辻ヶ花染め
色彩 : 深紅
文様 : 辻が花文様
生地 : 緞子縮緬(正絹100%)
価格 : 550,000円
在庫 : 1
参照 : 美しさの秘密
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 550,000円
仕立
合計 550,000円
 
 
辻ヶ花(つじがはな)は、室町時代から桃山時代にかけて現れた(しぼ)り染めの一種です。辻ヶ花の由来には定説がなく「つつじが花」の略という説、また、たすきがたの斜格子(ななめごうし)に花を配した模様が「町の辻」に似ているからという説などがあります。その染色技法は突然現れ、不意に姿を消したことから「幻の染」とも呼ばれ、ことさら神秘的な美しさを増幅しています。多くの絞り染は、濃い地色と白く染残されたコントラストによって美しさを表現します。辻ヶ花は、その白く染め残された部分にも手描きで彩色してあります。絞り染の強烈な色彩と手描きの柔らかい色合いの調和は、華やかと言うよりひかえめな美しさであり、渋さや格調さえ感じさせます。柄のあちこちに意味深に描かれた三つ星マーク、そして()れた花びら。何を訴えようとしているのか、まるで禅問答(ぜんもんどう)で出題される公案(こうあん)(課題)のようにも思われます。 (資料:きものカルチャー研究所初等科テキスト)
No.13
蘇州刺繍振袖
振袖(蘇州刺繍:今鶴羽色(いまつるは:鍋鶴の体の上面の色・明るい灰味の青紫):桜に花籠)
振袖(蘇州刺繍:今鶴羽色(いまつるは:鍋鶴の体の上面の色・明るい灰味の青紫):桜に花籠)
振袖(蘇州刺繍:今鶴羽色(いまつるは:鍋鶴の体の上面の色・明るい灰味の青紫):桜に花籠)

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品番 : 89223561
品名 : 振袖
技法 : 蘇州刺繍
色彩 : 今鶴羽色(いまつるは:鍋鶴の体の上面の色・明るい灰味の青紫)
文様 : 桜に花籠
生地 : 一越縮緬(正絹)
価格 : 585,000円
在庫 : 1
参照 : 
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 585,000円
仕立
合計 585,000円
 
 
この振袖は、刺繍(ししゅう)の中でも最も高級品である蘇州刺繍(そしゅうししゅう)で加工されています。無地場の多い振袖は、すっきりとした清楚な感じを与えますが、優美な中にも蘇州刺繍が豪華さを加えています。可愛らしい花籠(はなかご)桜吹雪(さくらふぶき)や四季の花々をあしらい、地色は中間色の青紫系ですのでどなたにも似合う色柄です。柄付けは飛び柄ですので比較的身長の高い方に好まれる柄のようです。この振袖は、結婚後は袖を詰めれば訪問着として着られるように柄付けされています。 中国の蘇州は2500年前、()の首都として栄え、古くから刺繍が盛んでした。蘇州刺繍の精巧な技術は、今でも世界の最高峰として評価されています。きもの一反に50以上の色糸を使い、糸の細さは髪の毛の三分の一程度で、一本一本を手で刺繍しています。 蘇州刺繍の特徴は、①刺繍面が盛り上がらない ②生地がつらない(表面が波打たない) ③糸の細さは髪の毛の1/3 ④色数の豊富さなどが上げられます。 袋帯は、シンプルな着物の雰囲気を壊さないようなおとなしい色柄。帯〆帯上は、奇抜な原色を避け、ローズ系、辛子系、同色系で合わせると良いでしょう。
No.14
総絞り振袖
振袖(総絞り:白地に深紅と黒:束ね熨斗)
振袖(総絞り:白地に深紅と黒:束ね熨斗)
振袖(総絞り:白地に深紅と黒:束ね熨斗)

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品番 : 66152063
品名 : 振袖
技法 : 総絞り
色彩 : 白地に深紅と黒
文様 : 束ね熨斗
生地 : 緞子縮緬
価格 : 880,000円
在庫 : 1
参照 : 絞り
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 880,000円
仕立
合計 880,000円
 
 
白地にダイナミックな熨斗目文様を総絞りで染め上げました。おとなしい地色と控えめな彩色で豪華な振袖でありながらも気品の漂うきものとなりました。大きな構図ですが、細やかな部分絞りの連続ですので、背の高い方から低い方まで着られます。くせのない柄行ですから、帯は比較的自由に合わせることができるでしょう。成人式、卒業式、謝恩会、結婚式、初出、初釜など、この振袖は注目の的となるでしょう。また、絞りのきものは、流行というものがありません。世代を超えて、孫子の代まで着られます。

白地のきものは汚れが気になりますが、ガード加工(防水・防汚・防かび)を施しますので安心です。なお、総絞りなどの高級呉服は、丸洗い、洗い張りをされる場合には、着物専門店にご依頼ください。

No.15
手描京友禅振袖
振袖(手描京友禅:黄蘗(きはだ:わずかに緑味の黄色):加賀調紅型)
振袖(手描京友禅:黄蘗(きはだ:わずかに緑味の黄色):加賀調紅型)
振袖(手描京友禅:黄蘗(きはだ:わずかに緑味の黄色):加賀調紅型)

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品番 : 25143054
品名 : 振袖
技法 : 手描京友禅
色彩 : 黄蘗(きはだ:わずかに緑味の黄色)
文様 : 加賀調紅型
生地 : 三越縮緬
価格 : 998,000円
在庫 : 1
参照 : 
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 998,000円
仕立
合計 998,000円
 
 
この振袖は、伝統的な技法である手描きの糸目友禅で描かれていますが、単なる友禅染ではありません。全体的な構図や図案、また、背景のぼかしには伝統を踏襲しながらも、その色彩と筆使いには「加賀友禅」「紅型」の特徴が用いられています。
多彩な色使いには原色はなく、中間色やダーク系の色合いで統一されながらも力強い色調は紅型の配色を思わせます。また、個々の草花には、外側から内側に向かって筆を運ぶ加賀友禅特有の「内刷毛使い」や「虫喰い」文様が見られます。作家の豊富な履歴と技術とで、上品な加賀友禅に紅型の豪華さを加味したものと思えます。

豪華で優美な雰囲気は、成人式をはじめ、茶会、結婚式などでは、品位のある高級本振袖として注目を集めることでしょう。

袋帯には、着物の基調色である滅紫(けしむらさき)を合わせてみました。鈍い紫色を用いることで金糸が引き立ち、着物もより一層華やかな装いとなります。豪華な中にも控えめな色調が気品を漂わせます。

現在の振袖は、その多くが本振袖で袖丈も3尺前後が一般的です。きものの中で最も豪華な振袖は、適齢期を迎えた美しい女性にふさわしい代表的なきもののひとつです。青春の絶頂期にこのように可憐な晴れ着があること自体、伝統的な日本文化の素晴らしさを感じます。成人式、結婚式、結納、お茶会、卒業式、謝恩会、初出勤、パ-ティ-などで、主役を演じることができるのも、振袖ならではの魅力です。また、振袖は着る本人はもちろんのこと、母親や父親、祖父母や親族、知人友人に至るまで、愛情や喜びを共感できる祝福のシンボルと言えるでしょう。

No.16
総絞り振袖
振袖(総絞り:白地に朱赤と黒:雲取り熨斗に鼓と四君子文様)
振袖(総絞り:白地に朱赤と黒:雲取り熨斗に鼓と四君子文様)
振袖(総絞り:白地に朱赤と黒:雲取り熨斗に鼓と四君子文様)

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品番 : 66153066
品名 : 振袖
技法 : 総絞り
色彩 : 白地に朱赤と黒
文様 : 雲取り熨斗に鼓と四君子文様
生地 : 緞子縮緬
価格 : 998,000円
在庫 : 1
参照 : 絞り
お仕立方法をご指定の上、ご注文下さい。
商品 998,000円
仕立
合計 998,000円
 
 
このきものは、振袖の中でも最も豪華であるといわれる総絞りの振袖です。全体の大きな文様を構成する小さな白い丸や四角のすべてが、ひとつひとつ手絞りによって染め上げられています。ひとつの絞りを作るのに5回から8回程度、生地をつまんで糸をくくり、染料に浸けたとき、そのくくった部分が染まらず白く残っている訳です。ですから、総絞りは途方もない手作業の集積であり、高額であることも頷けます。総絞りの振袖は、振袖の中でも色味が深く、ひときわ存在感のあるきものです。袋帯は、特別な帯が必要ではなく、伝統的な古典文様なら無難にのるでしょう。
  • ご注文方法
    • 「仕立なしで注文する」からご希望の注文方法をお選びください。
    • 仕立方法を選択されますと、お勧めの仕立・加工・裏類などが表示されます。
    • よくわからない場合は、ご注文後、メールでご質問ください。
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    • ご入金後、または、ローン契約後、加工を行います。
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